海部郡の在宅療養を支える社会資源

はじめに

海部郡では、全国に先行して高齢化が進行しています。今後、高齢者の多くが抱く、住み慣れたこの地域で最期まで暮らしたいという願いを叶えるために、在宅医療介護サービスが適切かつ円滑に提供される体制が必要です。

海部郡では、平成27年にケアマネジャーがかかりつけ医に連絡・相談しやすい環境づくりとして「海部郡医師会ケアマネタイム」を作成し御活用していただいておりますが、さらに地域全体で在宅医療・介護の提供を包括的に推進するためには医師とケアマネジャーのみならず、歯科医師・薬剤師・訪問看護師等との連携も強化することが重要です。

このたび、郡内の関係各機関に機能調査を実施し、「海部郡の在宅療養を支える社会資源」を作成いたしました。これは、多職種・多機関の連携を促進し、患者・家族のニーズに即した情報提供ができることを目的にしています。
この冊子が関係者の方々に活用され、地域医療介護連携推進の一助となることを願っております。

作成にあたり御協力を頂いた関係機関の皆様方には、心より感謝を申し上げます。